そう考えたことは誰でもあると思います。
今のところのわたしの結論は、「まわりの環境からやってくる」です。
その理由は。
私たちの人生はどのように始まるのか?ということを考えてみてください。
私たち全員が赤ちゃんとして生まれます。
私たちは生まれてしばらくは自分のことを自分でできない、という状態から人生をスタートさせます。
母親やまわりの人の助けがなければ、そもそも生きていくことができないのです。
私たち全員がまわりのひとの助けがあったからこそ、現在を生きているわけです。
そうとらえると。
運というものは自分の外、まわりの環境からやってくるということが言えるのではないでしょうか?
運を良くするためには、まわりの環境をととのえることが必要です。
たとえば、ある場所に行きたくなって2か月前から準備してきたとしましょう。
有給をとり、持ち物を準備して交通機関を手配して万全の準備をしてその日を迎えたとします。
しかし、その日に台風が襲来し、交通機関がすべてストップしてしまい、念願のその場所に行くことができませんでした。。
こういったケースに遭遇した時、人は
「運がなかった」
と言います。
コツコツ努力して準備してきたにもかかわらず、当日の天候という自分ではどうすることもできない状況によって希望が実現しなかったからです。
この例からも明らかなように、運とは自分の外側にあるものなのです。
では、自分ではどうすることもできないものとしてあきらめるしかないのか?
そう考えてしまうと、私たちは努力や準備をしなくなります。
それはそれで、何かを実現するときに不都合が生じやすいですよね。
そうではなくて、自分にできることの中でまわりの人間関係や環境をととのえることを意識的に行っていこうではないか、ということなのです。
やはり、まわりの人から応援されている人と、そうでない人とは運の良さがちがいます。
本人の力を活かすための土台があるのか、ないのかのちがいが運の良さを決めるのです。
悩みやお困りごとがあるかたは、まわりの環境をどうととのえていけばいいのか、という点で戸惑いをお持ちの方がほとんどです。
ひとりひとり、それぞれに適した形でまわりの環境をととのえていく方法が必要とされます。
ある人に有効であった方法がこの人にも有効とは言い切れないのが、多様性をもつ人生の醍醐味です。
けれど。
解決法も多すぎると、何が適しているのか解らなくなります。
そのような場合に、まわりの環境をととのえるためのヒントを提供してくれるものが「五行易」なのです。