五行易をすると悩みから距離を置くことができるようになります。
そのことが、問題解決へと向かう早道です。
どうしてそのように言えるのでしょうか?
5種類の要素に分類して、関係性をみる。
五行易とは、自分がいて相手がいることによって起こってくるトラブルや悩みを木・火・土・金・水の五種類の要素に分類し、自分と相手・環境とのかかわりあいを見ていくツールです。
上司との人間関係で悩まれて相談に来られたケースを例にあげます。
易の卦を出し、鑑定すると。
相談される方の五行が「火」とありました。
上司を象徴する五行が「水」となっていました。この場合は、火が水によって消されるので相談者ご自身がしんどくなりやすい、と考えアドバイスしていきます。
五行易で大切なことは、問題を起こしている上司そのものとしてとらえるのではなく、相談者の上司にあたる存在が、相談者に対して「水」の象徴としてあらわれてきていることを重要視します。
そのうえで、火が水に消されないようにするためにはどのような行動が必要か?
という点を念頭に置いてアドバイスするわけです。
水から遠ざけるのか、水を違う方向に導いたほうがいいのか、それとも水を囲んでしまうのがいいのか。
さまざまな対応策があるのです。
相談者さんが出された卦をみて、一番有効と思われる対応策をアドバイスしていくわけです。
トラブルや悩みを「象徴的に」とらえる
ご存知のように、どんな悩みもトラブルも人間関係を基礎にしています。
それは私たちが生きていく上で欠かすことのできないものです。
良くも悪くも人生にかかわってくる人間関係をどうとらえるか?はじつはあるテクニックを使うことでずいぶん楽になるのです。
そのテクニックとは。
「象徴的にみる」ことなのです。
「象徴的にみる」ためには、その悩みから距離を置くことが必要。
悩みを引き起こしている人物や出来事がほんとうにストレスになるときは、悩みを引き起こしている対象である人物のことがとても受け入れがたいものとして相談者さんの人生にあらわれてきています。
○○さんのせいで私の人生が、大変・・。
でも、○○さんが突然消えてしまうことはなかなかないことです。
そんな時、相談者さんはその悩みと距離を置くことができない状況です。
ですから、残念なことに○○さんのせいと思えば思うほど、状況は深刻になっていくことが多いです。
そんなとき、五行易ではその悩みを象徴する五行を割り出し、その五行が相談者自身に与えている影響をみるのです。
そうすることで。
○○さんのことが頭から離れない、という状況からいったん距離を置くことができてきます。
上記のような状態のとき、その悩みを「象徴的にみる」ことができています。
そうなって初めて悩みが解消する方向に向かうことが可能になるのです。
抱えているお悩みを解決するために、まずはその問題から距離を置いて象徴的にみることから始めましょう。
そのために五行易を活用してください。
今日も希望とともに。
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